まいくのブログ

経営学部の大学生の脳内

グーチョキパーで作るな

まいくです。

 

子供の頃よく先生とか親とかがグーチョキパーで色々作ってくれたと思うんですけど、あれめちゃめちゃレパートリー少ないのに子供にバカ受けするじゃないですか。限られた手札であれこれ考えることってすごく面白いと思うし、実際いろんなゲームとかで根幹を担うような戦い方だと思うんですけど、大人になったら何が面白いかわからない、要するに卒業してしまいますよね。これは単に飽きただけではないと思うんです。

 

すんごい昔のゲームにもう一度ハマることはあるし、流行りすたりとかとも厳密には違くって

いっせっせ(指スマ、タコタコなど呼び方は色々あるアレ)なんかは大人になっても全くやらないわけでもないから指遊び的なノリの対象年齢も厳密には主要因ではないはず。

 

結局大切なのは要素の数と組み合わせだと思うんです。いっせっせの例で言えば勝敗、運、真理戦、人数の柔軟性、即死はしない、場所を選ばない、道具を要さない、知名度と言ったたくさんの要素が全て暇つぶしという同じ目的のためにそれぞれ意味をなしていると言うことです。

 

で、前振りが長くなったのでそろそろ本題に入りますね。今をときめく未来予想の中で最も有力なものの一つに、さらなる独占による二極化があります。例えばLINEはチャット、通話に加えてスタンプ、着せ替えさらにはニュースやキャッシュレス、クーポンやポイントと欲張りセットです。

 

強いやつらは飲み込んで要素を増やしてデカくなっていくのでグーとチョキとパーだけでは勝てない時代で僕たちが勝つためにはもっと要素を増やさなければいけません。もっと言うと要素を増やしていく前程で可変的なデザインを最初からしていかなければいけません。でも現実的にそれは限りなく不可能に近いです。早い者勝ちですからね。大きいものほど大きくなりやすいのが現実です。

 

僕はただ一つを極めるべきだと思います。誰にも真似できない最強のグーを追求してグーだけで戦うべきだと思います。

 

世の中にはグーチョキパーよりもっと多い手数を持つ千手観音がちょっとだけいて、その人達を倒すことよりも、千手観音のグーだけを狙って自分のグーをぶつけて壊すことができれば、

千手観音は代わりに自分を新しい腕として使ってくれるんじゃないかなと思います。

 

腕だけもぎ取られないような強気とプライドを忘れずにいたい。おやすみなさい。