まいくのブログ

経営学部の大学生の脳内

学校に行かなければいけない本当の理由

あなたは説明できますか

こんにちは、まいくです。僕は現在19歳、バリバリ大学生なのですが入学して1ヶ月が経ち少しずつ男女の関係が周りに生まれてきているのをなんとなく感じております。そう言えばもう直ぐ大人になる僕たちが今カップルになると、中にはそのまま結婚するような輩も出てきかねないのではとふと思いました。

 

自分もそのうち親になるのかもしれないと思うと、最低限確信を持っておく必要がある命題がいくつかあります。その中でも最大にして最強の命題がなぜ学校に行かなければいけないのかという命題。これを自分の子供に聞かれたときに確信を持って返答ができないまま親になってしまったら大惨事です。だって当たり前だから。

 

当たり前のことを証明するのは難しい

僕は高校時代は理系だったので当たり前のことを証明することは非常に難しく、背理法のような汚らしい手法を用いてしまっては悔しさを感じていました。何言ってるかわからないと思った方はぜひ1+1=2を証明してみてください。僕はできません。(興味があればググってみてください)

 

当たり前だからの一言で子に何かを強要することは親としてもっとも避けたいことです。当たり前のことにはそれが当たり前になるまでのプロセスがあり、当たり前でなければいけない理由が必ずあります。その中でも子供がきっと気になるであろうものに関しては、自分なりの筋の通った答えを持っておくべきだと僕は思います。

 

よくある勘違い

質問というのは例外なく意図を孕んでいます。質問に対して適切な答えを返すには質問者の意図を正確に読み取る必要があります。子供が「なぜ学校に行かなければいけないのか」と問うているのに、「義務教育であるから」「社会性を身につけなければいけないから」などというとんちんかんな答えを返してしまう大人が僕の周りにはたくさんいました。これでは義務教育の先には能無しの社畜になる未来が待っていると子供にネタバレしているのと同じです。

 

「なぜ学校に行かなければいけないのか」という問いによって子供が手に入れたいものは学校に行く動機です。にもかかわらず子供が学校に通うことの社会的なメリットを答えてしまう大人が残念なことにたくさんいます。確かに子供が学校に行ってくれた方が世の中全体を見たときに都合がいいのは間違いありません。それを子供に伝えることも決して悪いことではないけれど、せっかくなら子供が「そうだったのか!じゃあ学校にいこう!」と思うような答えを返せるようになっておかないと夢がありません。

 

僕はこう答える

ここで19歳の僕が今現在最も自信のある回答を残してこの記事を終わります。

「学校に行かなければいけないと自分自身が思っていないなら、学校に行かなければいけない理由なんてないよ。でもね、学校には面白い特徴があってね、学校にいると次から次へと新しいことが起こって、それまで知らなかった楽しいことや悲しいことと出会えるでしょう。その繰り返しの中で自分って実はこんなことが得意だったんだとか、こんなものに惹かれるんだとか、こんなに頑張れたんだとか、自分が知らなかった自分に出会えるものだよ。それを繰り返していくうちに『これだったか!』自分が本当にやりたかったことは!ってわかる日が来る。その時は、ビビらずに何がなんでも飛びつかなきゃいけないよ。それが自分の生まれてきた理由になるから。みんな自分だけの『これだったか!』を探しに学校に行くんだよ。」