まいくのブログ

経営学部の大学生の脳内

雇用なんかで障がい者は報われない

こんにちは、まいくです。

はじめに、今日の話は全然難しくないということを断っておきます。今日大学の授業でD&Iという単語と出会いました。Diversity & Inclusionの略で直訳すると多様性と受容という意味です。女性や障がい者を差別せずに一定の割合で雇用しましょう、働きやすい環境を作りましょうという理念で日本では障がい者雇用促進法や男女雇用機会均等法などで目標が設定されています。今日はちょっとだけ自分が思うことを書きます。

 

自分に置き換えて考えてみる

障がいにもいろいろあると思うしセンシティブな内容は触れないことが正解みたいな風潮があるけれど、違うよねって思ったことにはちゃんと違うよねって言えた方がいいと思うからなるべく正直になるべく丁寧に書きます。

 

「障がいは個性」みたいなキャッチフレーズが流行っていてそれ自体は僕もそう思うけど、やはりハンデとして認識することは必要だと思います。健常者と全く同じタスクを全く同じ量こなすことは難しい場合が多いだろうからその個性に合ったタスクを割り振る必要があります。

 

周りの人が自分よりも優秀でついていけない、という場面を想像してみると、不安、孤独、劣等感などの負の感情に苛まれることは間違い無いと思います。ただ雇用にノルマを設けることで障がい者が報われるとは到底思えません。

 

正義を決めるのは流行に過ぎない

「この企業は障がい者や女性を一般人と同じように扱っているから」

そうやってイメージアップすることがもともとの目的と置き換わってしまうことが想定しうる最悪のケースであり、よくあるケースであり、僕から見た日本のD&Iの実態です。

 

問題の本質を理解していない大多数の人によって作られる流行が、本当に建設的な意見を袋叩きにして抹消し、解決の糸口を見えにくくし、少数の人が利益を独占してしまう構図が僕はどうしても気にくわないと思ってしまいます。

 

全ての人が幸せになることと、全ての人が等しくなることは全く違います。雇用にノルマを設け、低い賃金でしたくもない仕事をさせて、職場で孤立させることで、「平等っぽい」世の中にして自分は正義だと信じてしまう人が多数派を占めている間は障がい者は報われないんじゃないかなって僕は思います。

 

個性なら活かせ

障がい者スポーツみたいにその個性を存分に発揮して自己実現ができる場所を増やしていくことはとても建設的だと思います。障がいを持っていてもできることではなく、もはや障がいがあるからこそ得られるチャンスがもっと増えるべきだと思います。そしてそれは障がいを持って生まれたひちたちが中心になって考えていく必要があるとおもいます。隙あらば立場の弱い人を利用してこっそりお金儲けしようとする人がたくさんいる世の中だと、コロナウイルスが教えてくれたので。