まいくのブログ

経営学部の大学生の脳内

【学歴はゴミ】1億総クリエイター時代

こんにちは、大学生ライターのまいくです。みんな大好きAIのお話です。AIに仕事が奪われる未来をどう生きていくのかという定番のテーマで語り尽くします。

 

まずは過去をちゃんと知ろう

今までの学生はとにかく高い学歴を手にするために戦ってきました。しかし死物狂いで手にした学歴はどのような形で役に立つのでしょうか。「いい大学を出るといい仕事につける」メカニズムを正しく知る必要があります。

 

新入社員を採用する人事担当の気持ちになって考えてみましょう。ある仕事を依頼するのに必要な能力を持ち、会社のために従順に働いてくれる人材かどうかを見抜くためにはかなりコストがかかりますよね。大学入試のように学力テストなんかをするわけにも行きません。まして就活生は内定を獲得するために自分を偽り全力で自分を綺麗に見せます。

 

そんな時嘘をつきにくい指標として役に立つのが学歴です。厳しい受験を乗り越えてきたことが単純作業を延々と続ける能力や学歴の仕組みをよく理解している常識力の証明になるのです。一般的に優劣がつきやすい指標って便利じゃないですか。「僕は学歴の高い優秀な方を選びました」って言えば上司に怒られなさそうですよね。

 

いい仕事ってなんだ

いい仕事の本質は「条件がいい」ということです。給料、人間関係、業務内容、将来性、雇用形態などの様々な条件の中から少しでも多くの要素が自分の望みどりになる仕事こそがいい仕事です。そして多くの人がいい仕事と認識する仕事は当然人気も高く倍率も高いので学歴で蹴落とし合う必要が出てくるのです。

 

じゃあどこが変わるのよ

AIに仕事を奪われないための話ばかりが巷では繰り広げられますが、AIに仕事を奪われた人がその後具体的にどうなるのかを論じられている場面は少ないように感じます。職を失った人は生活保護を受けて健康で文化的な最低限度の生活を送ることができます。

 

このように「養ってもらう人」の割合がどんどんどんどん増えていくとやがて「養う人」の割合の方が少なくなります。養う人は今まで「雇っていた」人を切り捨てて「養う」という形になるのです。

 

最低水準のコストになるためお得になるかもしれません。その最低水準がどのように変化していくかにかかっています。これはいわゆるベーシックインカムという考え方に近いものです。

 

労働そのものが目的化する

生きるための手段として今まで働いてきた人々が職を失い、生きるためのお小遣いをもらうようになると働く必要がそもそもなくなります。するとそれまで働いていた時間暇になってしまいますよね。暇つぶしのために好きな仕事をする時代がやってきます。

 

そして重宝される仕事の筆頭が誰かの暇をつぶす仕事です。人間は飽きっぽいので新しい方法で人の興味を惹きつけて時間を潰すことができる人が重宝されます。そうです。それこそが1億総クリエイター時代です。

 

学歴とはかけ離れた世界ですよね。でも経済を回す主体が人間であることには変わりないので、心理学とか行動経済学とか今の学問でこれからも役に立つ学問はたくさんあると思うしそもそも学問って役に立つから尊いわけじゃないので学生はこれからも黙って大人しく勉強しとけばいいと思います。

 

あなたみたいな人が必ずいる

十人十色という言葉がありますが、1億人もいればそれなりに似ている人がいるのでそういう人に向けてまずは何か発信するといいと思います。情報を発信するツールはたくさんあるのでアウトプットを繰り返しながら「おもしろいこと」に関する認識を深めていくことが大事だと思います。頑張りましょう。