まいくのブログ

経営学部の大学生の脳内

新しい風に吹かれた日

お久しぶりです。まいくです。大学入試に失敗し人生を迷走しているときに始めたブログも、大学生活が軌道に乗ってからはすっかりご無沙汰になってしまいました。そんな僕がふと「これはブログに書かねば」と思うような出来事がありました。大学の講義でゲストスピーカーとしていらしたヤマガタデザイン株式会社代表取締役山中大介氏の講演を聞いた時のことです。非常に僕と感性の似ている方の講演だったのですが、なんというか、新しい風に吹かれたような感覚を味わいました。

 

ヤマガタデザイン株式会社

この会社は山形県庄内で地方創生に取り組み、日本における街づくりのモデルを築くこと目指しており、天才と称される山中氏の手によって実に画期的で、ワクワクするような街づくりが行われています。ぜひ一度ホームページをご覧ください。

www.yamagata-design.com

 

利益を産むことを目的に事業をしないほうがいい

山中氏の講演を一通り聴いて要約すると、「利益を産むことを目的に事業をしないほうがいい」ということでした。お金が全てじゃないと簡単に言ってしまうのは、ある種の思考停止だと僕は思っています。実際きちんと起業が利益を追求することは社会にとってもプラスになることが多いのです(経済が回るとか、税収が増えるとか)。その上でプラスアルファ自分がワクワクするような事業に人生をかけたほうが面白いだろ!というのが山中氏の主張です。

 

ヤマガタデザインの取り組みはとても魅力的で、ロボットを導入した持続可能な農業への挑戦や、大規模で先端技術を取り入れた学童を建設し、子供たちがのびのびと成長できるような街を作ったりと、地方が抱えてる課題に対し、ビジネスで立ち向かっているのです。街づくりは行政の仕事というイメージが強いかも知れませんが、もう何年も行政は結果を出せていません。ふるさと納税は確実に効果があるのでみんなしたほうがいいと思いますけどね(笑)。

 

新しい風の正体

僕が感じた新しい風の正体というのはまさに、自分と似た思想の持ち主が社会である程度の成果を出していることを知ることができたということです。僕の夢は予防医学を中心とした医療の部分的なサービス化です。現在の日本の医療体制に大きく影響を及ぼすシステムを開発してしまうことになるだろうと思います。質疑応答の時間に簡単に僕の夢を話し、助言をいただきました。時間が少なく、あまり纏まっていなかっただろうと思いますが、真摯にアドバイスをいただきました。「天才だね。頑張って。」と激励までしていただきました。いつか一緒に仕事をし、お酒を飲みたい方です。またどこかで見つけてもらえるように頑張ります。