【教育に革命!?】現役受験生による共通テスト音速レビュー！！
初めまして！
宅浪系ブロガーのマイクです！国立の医学部目指してました！
先日行われた第1回大学入試共通テストにおいて
大爆死をかまし、見事浪人が確定したため、息抜き＆参考書代のために
このブログを開設しました！
さて、早速本題に入りますが、共通テストを実際に体験して
何よりもまず感じたのは
学校で学んだことが通用しないということ
"なんとなく問題が解ける”だけではなく、より深い知識と
それを用いた思考力が問われました
もっと言えば、根本的に高校生に求められる能力が変化していることを
強く実感しました
本記事では大学入試共通テストはセンター試験とどう変わったのか
以下のテーマで分析していきます
（実際の問題を先に解きたい方はこちら）
【目次】
- センター試験との形式的な変更点
- 対策で成功した点、失敗した点
- 総評と受験生がやらなければいけないこと
【その１】センター試験との形式的な変更点
①数学ⅠAの試験時間が１０分増加し７０分に
→試行調査を受け文章量の増加に伴い、数学ⅠAの試験時間が伸びました
しかし本番の問題の難易度が極端に上がることはありませんでした
過去問とさほど変わらない時間で解き終わった受験生が多く
数学だけは出来が良かったという声も多いです
②英語のLR比が１：１に、リーディングは全問文章題化、リスニングは1回読み導入
→今回試験の前後問わずもっとも世間をざわつかせた科目が英語
リスニングは1回読みの影響がおおきく、基本４択問題なので
運要素が強めだったと感じました
リーディングは圧倒的な文章量であり速読のスキルが必須になった
LR比は大学ごとに決定できるので受験生は注意が必要です
【その２】対策で成功した点、失敗した点
僕の戦略は一貫して
費用対効果の高い科目に全振りすることでした
例えば数学、理科は業者ごとにてんでバラバラな予想をしてきたので
僕は思い切って本番形式の対策をやめ
時間だけを意識して分野別に微量の演習を続けました
取り組む問題が難しすぎても簡単すぎても
時間を無駄にしてしまうからです
一方、社会に関しては単純な暗記量で勝負できるし
国語は出題者の癖が必ずあるのでこれらは問題の形式に慣れるために
あえてセンターの過去問を採用しました
”第○問はこのくらいのテンションで聞いてきたよな”といった具合の
慣れがものすごく役に立ちました
特に国語は出題者のテンションを感じれるようになっておいた方が良いです
一番難しいのは英語です
一朝一夕では身に付かないので他の教科よりも早く
対策する必要があると考え、単語や熟語を速読系の
参考書にしました
リスニングは本番３ヶ月前からYouTubeであさって隙間時間にききました
以上を踏まえた上で本番の点数を公開します
国語 １６４（現９０ 古３０ 漢４４）
数ⅠA ８３
数ⅡB ７７
英語 １５３（L６３ R９０）
物理 ７６
化学 ６７
倫政 ８８
合計 ７０８
数学と理科が予定より酷かったですね、、、
ただ！作戦でやりたかったことはうまく行ったのかなとも思います
なんだか理系っぽくない点数になってしまいましたが、、、
【その３】総評と受験生がやらなければいけないこと
今回の大幅な難化を受けて我々受験生がやらなければならないこと
それはずばり深く理解すること
具体的には問題パターンを解説するタイプの参考書を今すぐ燃やして
ガッツリ講義系の参考書を買うことが大事です
全ての科目全ての分野を人に説明できる状態まで完成させてください
演習をやりこむ従来の戦法では歯が立ちません
過去問がないというのはそういうことなのです
１番の影響として逆転合格がなくなりました
時間をかけて熟成した知識以外受け付けてもらえません
【後書き】
ここまで読んでくださったあなたに感謝します
今回の刷新はあなたにはどう映りましたか？
僕はとてもプラスであったと考えています
しっかり勉強した猛者が報われるような制度になりつつあるように思うのです
しかしながら冒頭でも書いたとおり学校で学んだことだけで
飛び込んでいい戦場ではなくなりつつあります
もちろん教育も並行して変化してはいきますが
共通テストを作る人たちがあなたに求める能力と
学校があなたに求める能力は必ずしも一致しないということを
忘れないでください
時間があれば参考書レビューなんかもしたいとお思います
ではまた！
